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補助金

【IT導入補助金2025】IT導入補助金の“うまい話”に注意!実はそれ、不正かもしれません!

はじめに

IT導入補助金の不正?!

こんにちは。 奈良県唯一のサイボウズオフィシャルパートナー「株式会社パレットテクノロジーズ」の阪本です。

今回は、毎年多くの企業が活用している「IT導入補助金」にまつわる不正問題について、詳しく解説していきます。

実は今、IT導入補助金に関する不正が相次いで摘発されており、「知らず知らずのうちに不正に加担してしまっていた…」というケースもあるほど。 補助金を活用する事業者の皆さん、他人事ではありません!
ぜひこの記事を読んで、IT導入補助金の不正について知識を付けておきましょう!

最後までご覧いただけると嬉しいです。

*本記事は中小企業の経営者様・担当者様向けになります。
 

IT導入補助金とは?

そもそもIT導入補助金って何?詳しく知りたい!という方はこちらをご覧ください。
https://www.palette-tech.com/hojokintone/

最近よく聞く“無料でITツールが導入できる”って本当?

「補助金を使えば、実質無料でツールが入れられますよ!」
こんなセールストークを聞いたことはありませんか?

一見お得に見えるこの話、実は補助金のルール違反に該当する場合があります。

例えば、

総額300万円のツールを導入し、
補助金として150万円が事業者に支給され、
さらにITベンダーが事業者に150万円キャッシュバック。

結果、事業者は実質0円で導入、ITベンダーは150万円の利益。
これ、完全にNGなんです。

IT導入補助金の公式ホームページには以下のような記載があります。

引用:IT導入補助金2025公式HP

ありがちな「やっちゃダメなこと」一覧

以下はすべて不正です!

ITベンダーによる代理申請

申請は事業者自身が行う必要があります。

「マイページのログイン情報を渡して、ベンダーに任せた」はアウト

架空の研修・設定費

「研修費20万円で見積もっておきますね!」→ 実際は研修していない。

これも不正請求に該当します。

二重取り

同じツールを「IT導入補助金」と「ものづくり補助金」の両方で補助申請。

これもバレます。事務局は申請情報をきちんとチェックしています。

事業内容の虚偽申請

従業員数や売上規模を偽って申請するのは、当然ながら詐欺行為です。

申請ルールは“ちゃんと読む”が基本。でも現実は…

補助金には「公募要領」というルールブックがあり、読めば上記のような不正がNGなのは明記されています。ただし…

ページ数が50〜60ページもあり、忙しい経営者にとっては読むのが大変。

だからこそ、信頼できるパートナー選びが重要なんです。

補助金活用は「正しく」「安心して」使うのが鉄則

私たちは、IT導入補助金を活用した正しいkintone導入をサポートしています。

◆業務課題のヒアリング
◆初期アプリの構築
◆社内研修や定着支援
◆補助金の申請支援(※不正行為なし!)

安心して導入したい方、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

うまい話には「落とし穴」もある。
IT導入補助金は、国の税金を原資とした制度です。
正しく使えば、企業にとって大きな支援になりますが、不正に加担すれば補助金返還やペナルティの対象になるリスクも。

「こんな提案、大丈夫かな?」と不安な時は、ぜひ信頼できる専門家に相談してくださいね。

この記事を読んで、もっと詳しく教えてほしい!ココが分からない!等あれば、お問い合わせいただけたらと思います。

弊社では補助金の申請から、kintoneの導入、導入後のアフターフォローまでお客様に寄り添いながら丁寧な支援をさせていただきます。お気軽にお問い合わせくださいませ。

お問い合わせはこちら

さいごに

いかがでしたでしょうか?
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
「参考になったよ~」という方は、ご意見やご感想をX(旧Twitter)で共有して頂いたり、「いいね」や「リポスト(旧リツイート)」をして頂けますと、とても喜びます!

なお、今回のお話は動画でも解説しています。
ぜひご覧ください!
YouTube/パレットチャンネル

それでは、また。

阪本翔太

阪本翔太

奈良県の中小企業診断士 & ITストラテジスト。 公的機関や大学などで講師もしています。 地方でがんばる人をITで後押ししたい。

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