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補助金

【デジタル化・AI導入補助金2026】採択率が上がる「加点要素」とは?!賃上げは加点になる?リスクはあるの?

はじめに

デジタル化・AI導入補助金の加点要素って?

こんにちは。 奈良県唯一のサイボウズオフィシャルパートナー「株式会社パレットテクノロジーズ」の阪本です。

今回は、デジタル化・AI導入補助金の「加点要素」について詳しく解説していきます。
補助金は、申請すれば誰でも通るものではありません。
しっかりとした審査があり、場合によっては、加点が通過率を左右することも。

でもこの「加点」には、思わぬ落とし穴もあるのです。
補助金を申請する前にこの記事を読んで、加点要素とそのリスクについても知っておきましょう!
※2025年度までのIT導入補助金は2026年度からデジタル化・AI導入補助金に名称が変わりました。

最後までご覧いただけると嬉しいです。

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*本記事は中小企業の経営者様・担当者様向けになります。
 

デジタル化・AI導入補助金とは?

そもそもデジタル化・AI導入補助金って何?詳しく知りたい!という方はこちらをご覧ください。
変更点や実際の費用シミュレーション、申請の注意点やお得なキャンペーン情報等まとめています。
https://www.palette-tech.com/aihojokin2026kintone/

 

「加点」ってなに?──審査を有利にするボーナスポイント

補助金には「採択される=審査を通過する」ための基準があります。
その基準の中で、以下のような取り組みをしている事業者には「加点(=ボーナスポイント)」が付き、採択されやすくなる仕組みがあるんです。

主な加点要素は…

健康経営優良法人の認定
女性活躍推進認定
IT戦略マップの作成
成長加速マッチングサービス(挑戦課題の登録)
[New!!]省力化ナビの活用
賃上げ宣言(今回の本題!)

今回はこの中でも賃上げ加点について詳しく見ていきましょう。

賃上げ加点ってどんな内容?

加点を得るには、給与支給総額に関して以下2つの条件をクリアする計画を立てる必要があります。

① 年平均3.0%以上の賃金アップ
従業員1人当たりの給与総額を年平均で3.0%以上アップさせること。
※過去()に

② 最低賃金より30円 or 50円以上高く設定
自社の最低賃金が、地域別最低賃金より30円以上高ければ加点、
50円以上だとさらに高加点が得られます。

たとえばその地域の最低賃金が1,070円なら、自社の最低時給は1,100円以上にする必要があります。

※IT導入補助金2022~2025で採択された事業者は、今年から賃上げ表明が必須になっています!
 賃上げ表明をしない場合、採択されませんのでご注意くださいませ。

大きな落とし穴:達成できなかったら「補助金返還」のリスクも

賃上げの加点は魅力的ですが、安易に申請すると大きなリスクがあります。

なんと、条件を達成できなかった場合は「補助金の返還」や「今後の補助金申請に影響」が出ることもあるのです。

 補助金額別に異なる“ペナルティ”内容

[過去2022~2025年度のIT導入補助金に採択されていない場合]

補助金額
(通常枠)
賃上げ未達成時のペナルティ内容
150万円未満返還はなし
ただし、未達発覚から18か月間、国の他補助金にほぼ採択されなくなる(ものづくり補助金等)
150万円以上補助金返還が発生
返還割合は未達の年数に応じて段階的に設定されている
 
[過去2022~2025年度のIT導入補助金に採択されている場合]
 
補助金額
(通常枠)
賃上げ未達成時のペナルティ内容

150万円未満

補助金返還が発生
返還割合は未達の年数に応じて段階的に設定されている
150万円以上補助金返還が発生
返還割合は未達の年数に応じて段階的に設定されている
 

返還割合(150万円以上の場合)

達成できなかった年度補助金返還の割合
1年目全額返還
2年目2/3返還
3年目1/3返還

なぜ“未達”になるのか?見落としがちな落とし穴とは

ベテラン社員の退職

年収が高いベテラン社員が退職すると、1人当たりの給与支給総額が一気に下がり基準を満たせないことがあります。

最低賃金の上昇トレンド

政府は2030年までに全国平均で時給1,500円を目指す方針

これにより、最低賃金は毎年上昇中です。

すでにギリギリの人件費で回している企業では、さらに30円~50円の上乗せを継続するのは大きな負担になりかねません。

無理な加点狙いは逆効果に

「どうしても採択されたいから加点条件をつけて申請しよう!」という考え方は、達成できなければ本末転倒です。

150万円以上なら補助金を返還

150万円未満でも他の補助金にしばらく採択されなくなる or 過去に採択されていれば補助金返還

こうした“見えにくいリスク”も含めて戦略的に判断することが大切です。

このように加点条件には「採択されやすくなる」というメリットの裏に、大きなリスクが潜んでいることを理解した上で、慎重に選択しましょう。

まとめ

今回はデジタル化・AI導入補助金の加点要素についてお話しました。
加点要素を活用すると採択されやすくなります。

一方で賃上げ加点は採択されやすくはなりますが、返還リスクもあります。
自社の状況に応じて、無理なく達成できる内容を選ぶことが大切です。
専門家と相談しながら慎重に判断しましょう!

IT導入補助金のまとめ記事はコチラ↓
https://www.palette-tech.com/2025kintonehojokin/
 

弊社では補助金の申請から、kintoneの導入、導入後のアフターフォローまでお客様に寄り添いながら丁寧な支援をさせていただきます。お気軽にお問い合わせくださいませ。

この記事を読んで、もっと詳しく教えてほしい!ココが分からない!等あれば、お問い合わせいただけたらと思います。

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さいごに

いかがでしたでしょうか?
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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なお、今回のお話は動画でも解説しています。
ぜひご覧ください!
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それでは、また。

阪本翔太

阪本翔太

奈良県の中小企業診断士 & ITストラテジスト。 公的機関や大学などで講師もしています。 地方でがんばる人をITで後押ししたい。

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